フィボナッチの概念は大型株でも通用するのか?

私の過去の取引先に銀行のディーラー経験者がいたのですが、彼の話によると株取引の一般トレーダーはFXトレーダーよりも1桁多いそうです。また、株取引のトレーダーはテクニカルよりもファンダメンタルを重視する傾向にあり、中にはチャートも見ずに購入する強者も多数いるそうです。

私はどんな金融商品であれ、最低でもチャートの形状を見て買い(または売り)の判断をするのですが、そもそもそういうテクニカルな概念が株式に通用するのかどうか、疑問を持たれている方は多いでしょう。

大型株でも同じです。

このチャートはAmazonの日足チャートです。上昇トレンドが続いていますが、上昇第一波にフィボナッチリトレースメントを充ててみると、その後の相場では重要数字で一時的にピークを付けたり、サポレジ転換したり、そのようなポイントがたくさん確認できるかと思います。こういう現象が見つかれば、直近相場でも同じように重要数字で反応することが期待できるのです。

第一波が分かりにくい場合は調整第二波に充てれば、重要数字にスムーズに合うことが多いです。初期段階で目標ポイント(リトレースメントの重要数字)が分かれば、特に利食いポイントを明確に知ることができるので、無駄なく、リスクを抑えて決済していくことができます。

以上のように、時価総額が大きい大型株を中心に、本ブログでご紹介している手法で分析してみてください。何も参考にせずに値頃感だけで株を買っているよりも遙かに効率良く安全にポジションを持てると思います。是非実践してみてください。

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